成人用肺炎球菌ワクチン予防接種について

肺炎球菌は、高齢になるにつれて免疫力が弱くなってくると、色々な病気を引き起こす原因となります。肺炎球菌が引き起こす主な病気には、肺炎、気管支炎などの呼吸器感染症や、髄膜炎などがあります。65歳以上の高齢者では、肺炎による死亡率は、癌、心臓病、脳卒中についで高く、また抗生物質に対する耐性菌が増えているため、肺炎球菌感染の治療は困難になってきています。そこで、肺炎球菌ワクチンによる予防がますます大切になってきています。
肺炎球菌ワクチンを接種すると、肺炎球菌による感染症の80%を予防することができると報告されています。65歳以上の高齢者の方は、呼吸器感染症が流行する冬前に肺炎球菌ワクチンを接種することをお勧めします。
肺炎球菌ワクチンは任意接種であり、予約は不要です。
ご希望の方はあらかじめ受付で予約をしてください。

肺炎球菌感染症(高齢者)について

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