心臓のMRIドックでわかること

• 心機能(心臓の動きが正常にできているか)
• 冠動脈(心臓の筋肉を栄養する血管の形態)(閉塞・狭窄・血管の状態や奇形の有無)
• 先天性異常・腫瘍など

心臓のMRIの長所

• 一般的にする心臓のカテーテル検査に比べると 痛みも無く体に負担もかかりません。
また、X線撮影ではないため放射線被曝もありません。
• 心臓エコー図に比べると広範囲なとらえ方ができ、立体的にわかります。

心臓のMRIの方法

  1. MRIの検査をされる方(心臓とかぎらず)皆様に問診をします。MRIは磁石と電波を使用する検査のため体内に磁気が通るものが無いか確認します。また、検査を理解してもらうため同意書記入をしてもらいます。
  2. 上半身の下着は、はずしてもらい検査着に着替えてもらいます。
  3. 検査台に休んでもらい胸に電極(心電図の時につける)をつけます。
  4. 検査が始まります。
  5. 検査の途中に、ニトロ製剤を舌下してもらいます。(舌の下に含んでもらいます)
    • ニトロ製剤とは血管拡張剤でニトログリセリン・ニトロペンなどの名前で聞いたことがあると思います。冠状動脈が拡張し、血管の病気が見つけやすくなります。
    • 使用できない方は血圧が低い方(当院では血圧100以下)、緑内障の方、ニトロ製剤のアレルギーがある方、バイアグラを服用している方です。
  6. 検査は50分~1時間ほどかかり検査終了となります。

心臓のMRIの検査後

• ニトロ製剤にて副作用を起こされる方がいます。
【軽度】頭痛・顔、全身のほてりや紅潮・吐き気・頻脈
【中度】低血圧・立ちくらみ・めまい
• 副作用を起こされた方は、当院で安静に休んでもらい状態を見た上で帰宅してもらいます。数時間は危険な作業には十分注意してもらい飲酒は低血圧を強めるため避けるようして下さい。

心臓のMRIができない方

• 高度の不整脈がある方
• 呼吸が乱れる方
• 撮影中じっとできない方

冠動脈MRI 検査は心拍、呼吸の一定時間のデータを集めて画像を作ります。そのため上記症状がある方はうまく画像がとれないことがあります。

ニトロ製剤が使えない方

• 心臓の手術をされた方(バイパス術、弁置換、ステント挿入)
*うまく画像が取れても正常かどうか判断が難しいため当検査の対象外にしています。
• バイアグラ錠の薬を内服している方

心臓のMRI検査までの流れ

1.診察 » 2.心臓エコー » 3.心電図 » 4.検査前問診 » 5.心臓MRI 検査

*心臓MRI検査は予約制です。また、事前の診察、検査(心臓エコー、心電図)が必要となります。