• 生化学検査
  • 血液検査
  • 免疫・輸血検査
  • 一般・その他検査

生化学検査

採血した血液を血清と血球に分離し、血清を分析装置で測定します。
人の体の中にはいろいろな臓器があり、それぞれが体のバランスを保つために働いていますが、体の中でバランスが崩れると、異常がある場所で作られている酵素や、タンパク質などが過度に増減してきます。その酵素やたんぱく質などを測定し、異常な値ではないか見ています。
糖尿病の指標となるHbA1cの測定も行っています。
測定時間は採血してから30分から一時間程度で結果が出ます。

血液検査

血算検査

血液中に含まれる血球成分を測定します。
WBC(白血球)、RBC(赤血球)、Hb(ヘモグロビン)、PLT(血小板)などを測定します。
白血球は体の免疫機能、赤血球やヘモグロビンは貧血など、血小板は血液の凝固作用を見ています。
また白血球には好中球、リンパ球、好酸球、好塩基球、単球と5種類あり、それぞれのバランスが保たれているかを見ます。
異常があれば血液を標本にして染色し、顕微鏡で観察しています。

凝固検査

血液中に含まれる凝固因子を測定します。
ケガをして出血すると血液が固まるのは凝固因子が正常に働いているからで、凝固因子に異常があると、出血が止まりにくくなったり、紫斑(あおなじみ)ができやすくなります。
その他に心房細動や脳梗塞を患っている方で、ワーファリンなどを服用されている方の薬の効き具合を見たりもします。
測定項目はプロトロンビン時間、活性化プロトロンビン時間、アンチトロンビンⅢ、フィブリノーゲン、Dダイマー、へパプラスチン、FDPです。

血沈検査

血液の入った試験管のメモリ付きのチューブを立て、血液がどのくらいのペースで落ちていくかを計測します。主に炎症を伴う病気の有無や程度がわかる検査です。この検査だけでは特定の病気は判断できないので他の検査と同時に行うことが多いです。

免疫・輸血検査

免疫検査

主に感染症と腫瘍マーカーの検査を行っています。測定時間は1時間前後かかります。

院内実施の検査項目

(感染症)
・HBs抗原…B型肝炎
・HCV抗体…C型肝炎
・TPHA…梅毒

(腫瘍マーカー)
・CEA…結腸、直腸がん、胃がん、肺がん、乳がん
・CA19-9…膵がん、胆管がん、胃がん、卵巣がん etc
・PSA…前立腺
・TSH、FT3、FT4…甲状腺関連
・AFP…肝細胞がん

(その他)

輸血検査

大きな手術や、貧血の時に血液製剤を投与する際に、その血液製剤と患者様が合うのか調べる不規則性抗体や、血液型を調べるなどを行います。

一般・その他検査

一般検査

主に血液以外の体液や組織液を調べます。
尿、髄液、胸水、腹水、便、精液、咽頭粘膜、鼻汁などがあり、成分を分析装置で調べ、細胞は顕微鏡で観察します。

その他検査

・マイコプラズマ肺炎抗原検査
・インフルエンザ抗原検査
・肺炎球菌検査
・レジオネラ検査
・ノロウイルス検査
・A群β溶連菌検査
・血液ガス検査
血液中の酸素濃度や二酸化炭素濃度などを測定します。
普段の呼吸状態や、術中の酸塩基平衡などをみます。