ダイエット外来開設のお知らせ

当院では2025年5月よりダイエット外来を開設いたしました。
受診希望の際は電話(0479-22-5401)または受付にて予約をお願いいたします。
また、クリニックからの御紹介もお受けしております。

◉診察時間:第1・3・5週 土曜 午前

肥満症とは、「肥満に起因して健康障害を引き起こしている」、または「健康障害を引き起こすリスクが高い状態」のことを指し、適切な治療が必要な状態です。
ダイエット外来は、肥満症を診断・治療し、関連合併症の予防・管理を目的とする専門外来です。当院では専門の医師・栄養士・薬剤師・看護師などを中心に多角的に患者様の治療をサポートいたします。

食事療法・運動療法を中心に6ヶ月以上行い、効果不十分の場合には薬物療法の併用を検討します。当院取り扱いの肥満症治療薬(GLP-1受容体作動薬)は、ウゴービ、ゼップバウンドになります。(週1回自己注射)
投与開始後3〜4ヶ月までは毎月、体重、血糖、血圧、脂質等を確認し、改善傾向があるか等を確認します。改善傾向がある場合は、投与後3〜4ヶ月以降は2〜3ヶ月毎の受診になります。効果不十分の場合や副作用が出現した場合は中止を検討します。薬物開始後も2ヶ月に1回の栄養指導は継続が必要です。

治療の対象となるには、高血圧、脂質異常症又は2型糖尿病のいずれか1つ以上の診断がなされ、適切な薬剤治療が行われており、かつ以下を満たす必要があります。
①BMI(注1)が27 kg/m2以上であり、2つ以上の肥満に関連する健康障害(注2)を有する
②BMIが35 kg/m2以上

(注1) BMI(Body Mass Index)=[体重(kg)]÷[身長(m)の2乗]
(注2) 肥満症に関する健康障害、11疾患

(1)耐糖能障害(2型糖尿病・耐糖能異常など)
(2)脂質異常症
(3)高血圧
(4)高尿酸血症・痛風
(5)冠動脈疾患
(6)脳梗塞
(7)非アルコール性脂肪性肝疾患
(8)月経異常・不妊
(9)閉塞性睡眠時無呼吸症候群・
   肥満低換気症候群
(10)運動器疾患
(11)肥満関連腎臓病

※ご紹介いただく医療機関の皆様・先生方へ

原則として、当院で処方の肥満症治療薬(注射剤)以外の処方につきましては、
紹介元医療機関での処方を継続していただきますようお願いいたします。
ただし、患者様のご希望に応じて当院で適宜対応可能です。